てくてく名古屋

半田さんぽの話(ミツカンミュージアム、矢勝川の彼岸花、新見南吉記念館)。

半田市の矢勝川沿いで彼岸花が満開になったと聞いて、行ってきました!

まずはミツカンミュージアム!

彼岸花を見に行く前に、名鉄知多半田駅から歩いて10分くらいの「ミツカンミュージアム」へ。
愛知県半田市に本社を構えるミツカンの歴史や、「酢」を使った食文化の魅力に触れることができる体験型ミュージアムです。

奥にはミツカンの本社ビルがド――ン!でかい!

見学は通常なら要予約なのですが、9月23日&24日は「秋の自由見学」ということで予約不要かつ見学無料!(ただしツアーガイドはつきません)
これは行くっきゃない!ということで行ってみました。

江戸時代から脈々と受け継がれ、お寿司や煮物、サラダ、飲み物と食卓に欠かせない調味料、「酢」。
まず、超基本的な「酢ってナニモノ?どうやって作るの?」ということなのですが・・・

ステップ1:糖化・酒精発酵
米を蒸して、「米こうじ(酵素)」と「水」を加えると、酵素の働きで米のデンプンが糖に変えられ、それに「酵母」を加えて糖をアルコール発酵して、お酒を造ります。※蒸したお米に米こうじ(酵素)と酵母を加えると、お米のデンプンが糖を経てアルコールにかわります。この工程を「糖化・酒精発酵」といいます。

 

ステップ2:酢酸発酵
そのお酒に、「純米酢」を混ぜ合わせて加温し、酢酸菌を加えると、酢酸菌のチカラによって、原料であるお酒のアルコール成分が、お酢の主成分である酢酸にかわります。この工程を「酢酸発酵」といいます。

 

ステップ3:熟成

発酵が終わったお酢の味を整えるために、1ヶ月程度じっくりねかせて熟成させます。

 

ステップ4:濾過・殺菌・瓶詰
「味・きき・香り」をそこなわないよう、ろ過、殺菌を行い、衛生的なラインでびん詰められます。こうしてできた「純米酢」をみなさまの食卓へお届けしています。

(ミツカンHPより引用)

まず最初に原料をアルコール発酵させた後に、もう一段階酢酸発酵させたものだったのねー。知らなかった!

酢の中にも、寿司酢や穀物酢、ワインビネガー、リンゴ酢などいろいろありますがそれぞれ香りや風味は全く違っていて、ミュージアム内ではそれらの香りをそれぞれ嗅いでみることもできます。ちょっと鼻が痛くなりますけど。笑

ミュージアムの床部分は一部ガラス張りになっていて、階下の工場の様子を覗いてみることもできます。

当時の職人さんの制服。藍染の生地がいい味出してるー。

酢といえばやっぱりお寿司。王道のたまごとエビ。

あ、ちなみにこれは食品サンプルですよ。笑

ミツカン一押しレシピということで、こんな可愛いお寿司もありました。もうすぐハロウィン!

新商品の宣伝にも余念がありません!笑
おむすび山の栗ご飯って・・・めちゃんこ気になる・・・!!

美味しい酢づくりは美味しい水から始まる、ということで水をモチーフに作られた、開放感溢れるお洒落な中庭。

半田は江戸時代から海運業でも栄えた町で、蔵で醸造した酒や酢を江戸へ運ぶために毎日何隻もの舟が運河を行ったり来たりしていたそうです。
半田でできた酢が江戸まで行って、江戸っ子のお寿司を支えていたのかな、なんて思うと面白いですねー。

ちなみに運河沿いの建物の壁が黒いのは、潮騒から建物を守るためにコールタールが塗られているからだそうです。

最後にはめちゃんこ充実のお土産コーナーや黒酢ドリンクの試飲なんかもあって、全体的にとっても面白かったー!
無料見学は明日まで!ぜひお出かけくださーい。

ミツカンHP:http://www.mizkan.co.jp/index.html
ミツカンミュージアムHP:http://www.mizkan.co.jp/mim/
Open:9時30分~17時 ※要予約
Close:木曜日
Access:愛知県半田市中村町2-6

愛知県半田市中村町2-6
新見南吉記念館からの、彼岸花

ミツカン本社前から観光周遊バス(土日のみ運行)に乗って、新見南吉記念館へ。

「手袋を買いに」や「ごんぎつね」など、小学校の国語の教科書できっと目にしたことのある名作童話の作者です。
知多半田の風土や南吉の代表作等を交えながら、南吉の生涯や彼に関わる人たちのストーリーを追っていく、という展示内容でした。

「ごんぎつね」の原稿。「ごん」ってこういう字を書いたのね・・・

「手袋を買いに」のキツネ親子のジオラマ。館内には他にも可愛いジオラマがたくさんあって、童話の世界が再現されていました。

すてきな言葉だな・・・

ギャラリーショップもめちゃんこ可愛いものだらけで、最初から最後まで最高な展示内容でした!
美術館入り口には、ごんぎつねになりきれるキツネの耳や彼岸花セットも用意されていましたよー笑

絵本や童話の世界が好きな方にはぜひおすすめしたいミュージアムです!

新見南吉記念館
HP:http://www.nankichi.gr.jp/
Open:9時30分~17時30分
Close:月曜日、第2火曜日
Access:愛知県半田市岩滑西町1-10-1

愛知県半田市岩滑西町1-10-1

 

そして記念館からほどなく歩いた矢勝川沿いに広がっているのが・・・

彼岸花!

別名「曼殊沙華」ともいって、真っ赤な佇まいが秋の訪れともの悲しさを感じさせる花。

もう矢勝川の彼岸花は満開。

「いいお天気で、遠く向こうにはお城の屋根瓦が光っています。墓地には、ひがん花が、赤い布のようにさきつづけていました」
と「ごんぎつね」の一節にあるように、川に沿ってずーーーーーっと赤い彼岸花が咲き続けていました。

歩いても歩いても、ずうっと彼岸花。

たわわに実った稲穂と山、彼岸花の風景を楽しみながら歩いていると、あっという間に帰りの名鉄半田口駅へ。
彼岸花は9月中旬から下旬が見ごろ、近くにはコスモスが咲く広場もありましたのでぜひ一度足を運んでみてくださいなー!