岐阜のいいとこ散歩

「こよみのよぶね2018」に行ってきた話。

 岐阜の1年の締め括り、こよみのよぶねへいってきました! 
「こよみのよぶね」とは?

一年で一番夜が長い冬至の日、和紙と竹で出来た1〜12とその年の干支をかたどった巨大な行燈を長良川に流し、過ぎ行く年に想いを馳せる岐阜の新しい冬の風物詩です。

2006年に岐阜市出身のアーティスト日比野克彦さんの発案・呼びかけで始まって以来、今年で13回目を迎えました。

例年であれば屋形船に行燈を乗せ、船が長良川を下ってゆくのですが、今年は7月の豪雨の影響により河川の工事を行うため、2018年は今年だけの「流れないこよみのよぶね」となりました。
以下、そんな模様を写真多めにご覧ください。

日も沈んだ午後5時前、長良橋を渡って長良川右岸のプロムナード一帯へとやってきました。
冬は本当に日が落ちるのが早いですね。

 川の近くなので、風がとっても冷たいです。寒さ対策は必須ですよ〜 

午後5時ごろ、カウントダウンの声とともに一斉に行燈に明りが灯りました。

こちらのよぶねは、岐阜の有志の方々や学校の生徒の皆さんが一生懸命に工夫を凝らして作った大切なよぶねです。
それぞれに色合いやデザインも凝っていて、一つひとつの行燈に込められた想いも暖かい光になって見る人たちの心に届いてくるようです。

こよみのよぶねを制作するワークショップも1〜2ヶ月前くらいから開催されますので、ご興味のある方はぜひ参加してみてください〜

今年の干支である戌をかたどった行灯が長良川を周遊していきます。

きちんと耳がパタパタ動く仕掛けになっていました。
来年は亥年ですね。イノシシって作るの難しそうだなぁ。笑

台風や豪雨、地震など天災が多かった2018年。
7月の岐阜豪雨のほか、3月11日の東北大震災への祈りを込めて、「7」「3」「11」のよぶねが長良川を行き交いました。

実はこよみのよぶねは「釜石アート支援プログラム」として東北地方でも行われていて、岐阜で製作された「3.11」の行燈が東北の海にも浮かんでいるそうです。
岐阜の和紙を貼った行燈の明かりが、被災された方々にとって少しでも癒しとなり、また震災を忘れないための祈りとなることを願います。

この日は風もなく穏やかで、和紙からこぼれる灯りが静かな水面を撫でていったり、時折水鳥や周遊する船によって光が砕けていく様を眺めながら、ゆったりと夜が過ぎていきました。
2018年がどんな年であったにせよ、この幻想的な灯りを多くの人が共有し一年を見つめることができるのが、「こよみのよぶね」の素敵なところだなぁと改めて感じました。

寒い冬空の下、長良川うかいミュージアムの広場には多くの夜店が出展されていました。

ワタクシも大好きな福丸さんの鯛焼き(ただしこの日は鯛「焼き」ではなく鯛「揚げ」になっていました)や鮎ぞうすい、ハヤシライス、YAJIMA COFFEEさんのホットコーヒーなどなど、冬に嬉しいあったかメニューが大集合でした。

四阿も解放されていましたので、小さなお子様連れでも安心して休憩できます。

室内には市民の方々が2018年の思い出を綴った短冊「こよみっけ」が飾られていました。

広場のメインステージでは、ゲストに発案者の日比野克彦さんや柴橋市長を招いてのトークイベントも行われていました。
こよみのよぶねに込めた願いや2018年の岐阜のこと、そしてこれからの岐阜のこと。。。多くの人が立ち止まって聴いていらっしゃって、とても盛り上がったトークイベントでした。

こんな感じで今年も素敵なイベントだった「こよみのよぶね」。

2018年は大雨が降ったり地震があったりと大変なことも多くありましたが、何より自分や自分の大切な人たちが健康で、楽しく過ごせた1年であったことに感謝しています。
過ぎ行く1年を大切にしながら、あともうわずかな2018年を過ごしていきましょう。

 

こよみのよぶねHP:http://www.koyominoyobune.org
東北こよみのよぶね:https://www.hibinospecial.com/